感謝の気持ち
入所部のNです。
やわらぎに入職し今年で早10年が過ぎました。入職当初を振り返ってみますと、当時26歳だった事もあり、若さゆえに根拠のない自信やどこからか湧いてくる熱意、今まで培った経験から偏った考えもあり、様々な葛藤があったように思います。
ただ、“誰かの役に立ちたい”その一心であった事は確かです。
そんな私ですが、職員の皆様は温かく迎えて下さり真摯に向き合って下さいました。
笑顔で積極的に話しかけて下さる先輩、随分年下なのに的確にご指導下さる介護士さん、パッとその場を明るい雰囲気にしてくれる上司、いつも体調を気にかけて下さる看護師さん、本当に優しい方ばかりでした。
あれから10年、あの時にお世話になった先輩、同僚などの多くが退職され、今では自分が先輩の立場となり仕事をしています。
時代は令和となり、介護福祉業界も時代と共に変化しています。
二十歳の新人時代に教えられた“思いやり優先の介護”から“根拠に基づいた介護”へと方向転換され、コロナ禍にある今では“多種多様な状況変化においても順応できる精神”までも持ち合わせる事が求められています。
私自身も現状をしっかりと受けとめ、目先の考えや周りの情報だけに左右されず、先を見据えた考え方、判断力、分析力を鍛えていきたいと思います。
最後になりますが、私をここまでご指導頂き、支えて頂いた方々に心より感謝申し上げます。
そして、何より今までやわらぎを築いて下さった方々の努力や思いを受け継ぎ、何事にも真摯に向き合う姿勢で日々精進して参りたいと思います。